Gerd AltmannによるPixabayからの画像
電通、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)につづき、また日本のタブーを構成するものが露わとなった。
4月12日には、元ジャニーズJr.の岡本カウアンさんが東京・丸の内の日本外国特派員協会で記者会見を開き、自身への被害の実態を克明に公表する。
とくに岡本さんが会見で語った内容は衝撃的だった。
喜多川氏による性加害については、20年以上も前から週刊文春が報道していたのにも関わらず、あるいは被害者やその保護者から裁判も起こされていたのにも関わらず、大手の新聞やテレビ局はことごとく”黙殺”。
そのために、岡本さんは問題を事務所に入るまで知らなかったという1。
ジャーナリストの片岡亮氏は、このような逸話を語る。
2006年、ある情報番組の出演で、一般ニュースにコメントする仕事の際、制作サイドから「これらを口にするときは内容に気をつけてほしい」と渡されたリストがあった。
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そこには広告代理店の電通、創価学会、朝鮮総連、ディズニー、ジャニーズ、食品環境ホルモン、コンビニ弁当など、多数のワードが並び、そこに統一教会もあった。
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筆者自身が”ジャニーズ・タブー”を思い知ったのは、2000年のとき。月刊誌「噂の眞相」(2004年休刊)が、2000年12月号で、