Mohamed HassanによるPixabayからの画像
ジャニーズ事務所創業者ジャニー喜多川氏(2019年死去)の性加害問題について、NHK、そして各キー局ともに”ようやく”というべきか、報道するようになった。
今月12日、元ジャニーズJr.のカウアン・オカモトさんが日本外国特派員協会で記者会見。以後、NHKが日本のテレビ局として初めて、13日に報道。テレビ東京と日本テレビは14日に、それぞれ自社のWebメディアの「テレ東BIZ」「日テレNEWS」で報道。
その後、21日にジャニーズ事務所が社員や所属タレントに対し、聞き取り調査を行い、今後の対応について取引作企業に説明したと、「朝日新聞デジタル」が報道。
以前とは違い、ジャニーズ事務所の”タブー中のタブー”を大手メディアがここまで報道するようになった背景には、明らかにインターネットの存在があっただろう。
だからこそ、テレビがあからさまに報道しなくても、Web媒体が報じて、単なる”噂”として終わらなかった。
一方で、ジャニーズ事務所をめぐっては、もう一つ、触れなければならない問題がある。
活動休止中の「嵐」の父親、桜井俊氏についての問題だ。くしくも、放送法をめぐる「政治的公平」の問題が国会でなされている。その”黒幕”が、桜井氏であると噂されているからだ。
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ジャニー喜多川氏の性加害問題を上回る、ジャニーズのタブー 嵐・櫻井翔パパ 桜井俊 - ジャーナリスト 伊東 森の新しい社会をデザインする ニュース | stand.fm
一方で、ジャニーズ事務所をめぐっては、もう一つ、触れなければならない問題がある。 活動休止中の「嵐」の父親、桜井俊氏についての問題だ。くしくも、放送法をめぐる「政治的公平」の問題が国会でなされている。 その”黒幕”が、桜井氏であると噂され...
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