【有料記事】ロシアのウクライナ侵攻から1年 一方、ロシアを支持するグローバルサウス ロシア、核を使うか

北アメリカ
スポンサーリンク

Ylanite KoppensによるPixabayからの画像

  ロシアのウクライナ侵攻から24日で1年が経過する。佐藤優1によれば、ロシアがウクライナに侵攻した理由は、以下の三点に集約される。

  第一に、ロシアは「ドネツク人民共和国」と「ルハンスク人民共和国」の住民を保護したい。

 軍の侵攻により、両国の「人民共和国」の「人民警察」(実態は軍隊)を支援し、ウクライナの武装集団を排除し、ドネツク州、ルハンスク州の全域を「人民共和国」の実効支配下に置きたい。

  第二に、ロシアはウクライナを非軍事化したい。しかしながら、この「非軍事化」が具体的にどのようなことを指しているのかは、定かではない。

  第三に、ロシアはウクライナ”を非ナチス化”したい。それには、ウクライナのゼレンスキー大統領の”除外”も含まれる。

  一方、ウクライナのゼレンスキー大統領の目標は、ドネツク州やルハンスク州のみならず、クリミアの奪還である2

 他方、アメリカの長期目標は、「ロシアの弱体化」だ。さらにいうなれば、中国やそのほかの「専制国家」への”見せしめ”の意図もあるだろう3

スポンサーリンク

ロシアを支持する国

 
 昨年3月2日、ロシアのウクライナ侵攻についての国連総会(193カ国)の緊急特別会合は、ロシアの即時撤退を求める非難決議案を141カ国の賛成多数で可決。

Translate »
PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました