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「8番、セカンド岸田君」・・・。自民党の世耕弘成参院幹事長は12日の参院代表質問で、岸田文雄首相が高校時代に所属していた野球部でのポジションを引き合いにし、首相の人柄を、「目立たないがチームワークの要。みんなが頑張ることができる環境を下支えする」と持ち上げた。
さて、現代野球の理論の要である「セイバーメトリクス」でいうなら、8番バッターはどのような位置付けになるのだろうか。
まずセイバーメトリクスでは、出塁率の高い選手を1、2番に起用し、長打率の高いバッターを4番に起用する。次に、1、2、4番打者に続く3、5番にも長打率の高い打者を起用する。
そして、残りの6、7、8、9番の打順は打力の高い順番に起用する。
そのため、セイバーメトリクスにおける8番バッターに求められるものは非常に小さく、言うなればワースト2のポジションだ。
他方、立憲民主党の枝野幸夫代表は、11日夜のBSフジ番組で、政権交代を実現する確率を司会者に聞かれ、メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手を引き合いに、「5割以上あるなんて決して言わないが、大谷選手の打率くらいの可能性はあるつもりで頑張っている」と語った。
ちなみに大谷の今季の打率は.257であった。