佳境を迎えるNHK朝ドラ「ブギウギ」。しかし、それとともに脳裏をよぎるのが、趣里演じる花田鈴子のモデルとなった笹置シヅ子の数々のヒット作を手掛けた服部良一氏の存在である。
「ブギウギ」では草彅剛が好演する羽鳥善一として描かれるのだが、実は良一氏の次男吉次氏も、ジャニー喜多川氏から性加害を受けていたのだ。
昨年7月15日、吉次さん(78)と、吉次さんの同級生で友人の松﨑基泰さん(79)が都内で記者会見を行った。
両名は、約70年前の小学2年生の時からおよそ2年半の間に受けたジャニー氏による性被害の実態について、各社の記者を前にあらためて証言する。
「全部で100回くらいあったと思う。オーラルセックスされて快感を覚えてしまう嫌悪感とアナルセックスを強要される恐怖感に悩まされ、その後、悪夢を見るようになった」(服部さん)
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服部良一氏と笠置シヅ子が1950年にハワイやロサンゼルスなど米国巡業を成功させた際に、ロスの公演先となったのが、ジャニーの父親・喜多川諦道が米国別院主監を務めていたこともある高野山真言宗の直営会場「高野山ホール」。
そして二人のために買い物や世話などをしていたのが、ジャニー喜多川だったのだ。
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服部良一氏とは? 吉次さんはどのような被害を受けた?
服部良一氏は、1907年(明治40年)10月1日に大阪の本庄で生まれる。父は久吉、母はスエといい、姉2人、妹2人の5人きょうだい。