【ブックレビュー】「老人と海」ヘミングウェイ、福田恆存(訳)、新潮文庫、2003年

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Andras SzifferによるPixabayからの画像

 安易すぎる文章が、逆に読解を困難にするが、人間の尊厳と敗北とが両立することを示す。 この時代の先人たちは常に敗北と向き合っていた。

 責任回避の政治や「論破」が目につく現代社会に見るにつけ、我々はみな、等しく罪を背負っているのだと。

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老人と海
さあ、殺せ、どっちがどっちを殺そうとかまうこたない。来る日も来る日も一人小舟に乗り、出漁する老人――大魚を相手に雄々しく闘う漁夫の姿を通して自然の厳粛さと人間の勇気を謳う名作。キューバの老漁夫サンチャゴは、長い不漁にもめげず、小舟に乗り、た...
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