Wilfredo jr DometitaによるPixabayからの画像
2025年も日本の芸能界や大手メディア企業では、パワハラやセクハラの告発が相次いで表面化した。
中居正広については、2025年1月の芸能界引退発表直後、フジテレビ関係者やスタッフへのセクハラ・パワハラ疑惑が報じられた。
要約
2025年、日本の芸能界や大手メディアではパワハラ・セクハラの告発が相次ぎ、中居正広や国分太一、田原俊彦らの不祥事が報じられた。背景には「上司に逆らえない」企業文化や形骸化した相談制度、低い賠償額など被害者が声を上げにくい構造がある。
司法制度も救済に消極的で、弁護士不足や労働監督の弱さが被害を深刻化させている。欧米が法整備や人権デューデリジェンスを進める一方、日本の人権意識と制度は国際基準から大きく遅れている。
メディア業界でも、アナウンサー職の華やかなイメージとは裏腹に、長時間労働やハラスメントのリスクが隠され、志望者が実態を把握しづらい。閉鎖的な業界構造や情報の不透明さ、教育の問題も、若者が問題を見抜けない要因となっている。
記事のポイント
- 芸能界や大手メディアでパワハラ・セクハラ告発が相次ぎ、日本特有の上下関係文化が不正を黙認しやすい構造を生んでいる。
- 日本の司法・労働監督体制は被害者保護が弱く、欧米と比べて法的救済や監督の実効性が大きく遅れている。
- メディア業界は「夢の職業」イメージの裏で過酷な労働環境や不透明な企業文化を隠し、志望者がリスクを把握しにくい構造が続いている。
Summary
In 2025, Japan’s entertainment industry and major media outlets saw a wave of allegations of power harassment and sexual harassment, with scandals involving celebrities like Masahiro Nakai, Taichi Kokubun, and Toshihiko Tahara making headlines. Underlying this were structural barriers making it difficult for victims to speak out: a corporate culture where “one cannot defy superiors,” a consultation system that had become a mere formality, and low compensation amounts.
The judicial system was also reluctant to provide relief, with a shortage of lawyers and weak labor oversight exacerbating the damage. While Europe and the US advanced legal frameworks and human rights due diligence, Japan’s human rights awareness and systems lagged significantly behind international standards.
Within the media industry itself, the glamorous image of announcer positions masks hidden risks of long working hours and harassment, making it difficult for aspiring candidates to grasp the reality. The industry’s closed structure, lack of transparency, and educational shortcomings also contribute to young people failing to recognize these problems.
Translated with DeepL.com (free version)
国分太一(TOKIO)は、2025年6月に無期限の活動休止を発表し、日本テレビの『ザ!鉄腕!DASH!!』からも降板した。
田原俊彦は、TBSラジオの生放送中に女性アナウンサーの手に触れる、男性器を想起させる発言を繰り返すなどのセクハラ行為を行い、TBS側が公式に謝罪する事態となった。
ただこうしたパワハラ・セクハラの横行には、日本特有の企業文化が深く関与している。いまだに「上司には逆らえない」という風潮が根強く、権力を持つ立場の人間による不正行為が黙認されやすい。被害者は「仕事を失う」「キャリアに傷がつく」といった恐れから声を上げにくく、社内の相談・通報制度も形骸化している。
また、日本の司法制度は被害者の救済に消極的で、訴訟の負担に比して賠償額が低く、多くの人が泣き寝入りを強いられているのが実情だ1。
国連人権理事会も、「日本の芸能界ではハラスメントの法的定義が曖昧で、加害者が処罰されないケースが多い」と警鐘を鳴らしている。
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「ビジネスと人権」遅れる日本 国際標準との深刻なギャップ
日本企業における人権軽視の企業文化は、現状、グローバルな「ビジネスと人権」潮流との間に大きな乖離を生じさせている。
