政治問題化するサッカーW杯 なぜカタールへの招致が決まったのか? カタールと日本 カタールで起きていることは、未来の私たち 地球温暖化とスポーツ

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 サッカーW杯カタール大会をめぐる問題が、やはり揺れている。主に欧州からカタールに対し、人権状況への批判が噴出していることについて、FIFAのインファンティノ会長は19日の記者会見で、「ひどく不当だ」とし、

 「私も欧州人(スイス出身)だが、批判する前に(自分たちの)3000年分の歴史を謝罪すべきだ。理解しがたい。偽善だ」

 などと語る。

  日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長も21日にカタールのドーハで、

 「今この段階でフットボール以外のことをいろいろと話題にすることは好ましくない。差別や人権の問題について当然のごとく、私たちはいい方向に持っていきたいと思っている。今はサッカーに集中する時だ」

 と述べた。

  しかし、このような風潮に「NO」という人物も。同性愛者であると公表し、前衆議院議員の尾辻かな子氏はTwitterで、「非常に残念な発言」と発信。

  そもそもJFAのコンプライアンス・ハンドブックでは「人種、国籍、性的指向などを理由に差別をしない」と自ら定めているにも関わらず、この田嶋会長の発言は”オウンゴール”。「一次リーグ敗退」レベルの失言だ。

  カタールをめぐる問題は、開催前からすでに「わかりきっていた」こと。さらにいえば、カタールと日本との関係はとてつもなく深い。そういう意味で、我が日本も”人権侵害”の「加害者」であるのだ。

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どのようにしてカタールへの開催招致が決まったのか

 

 当初、開催地はアメリカが有力視されていた。しかしだ。