【有料記事】野球「WBC」で考える野球の国際化  MLBの国際化戦略 アジアから欧州へとシフト 一方、懸念される韓国と台湾における野球離れ

アジア
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Clker-Free-Vector-ImagesによるPixabayからの画像

 野球「WBC」(ワールド・ベースボール・クラシック/World Baseball Classic)が佳境に入ってきた。

  WBCとは、「WBSC」(世界野球ソフトボール連盟)が公認する野球の世界一決定戦。第1回大会は2006年、第2回は2009年に行われ、以降は4年に1度の開催に。

  だが、2021年の第5回大会は新型コロナウイルスの感染拡大で2023年に延期。次回は2026年に開催される予定だ。

  大会フォーマットは以下の通り1

 

出場チーム
 
・プールA:台中インターコンチネンタル野球場(台湾)
チャイニーズ・タイペイ オランダ キューバ イタリア パナマ
 
・プールB:東京ドーム(日本)
日本 韓国 オーストラリア 中国 チェコ共和国
 
・プールC:チェイス・フィールド(アメリカ/アリゾナ州)
アメリカ メキシコ コロンビア カナダ イギリス
 
・プールD:ローンデポ・パーク(アメリカ/フロリダ州)
プエルトリコ ベネズエラ ドミニカ共和国 イスラエル ニカラグア
 

試合方式

・ロースターは少なくとも投手14人、捕手2人を含む30人
・引き分けはなく、決着がつくまで延⾧戦を行う
・延⾧10回からタイブレークを採用し、無死2塁から試合再開
・指名打者制を採用
・「大谷ルール」を採用(同じ選手が先発投手と指名打者を兼任可能

投手の投球制限

・第1ラウンドは65球まで
・準々決勝では80球まで
・準決勝以降は95球まで
・50球以上を投げた場合は中4日以上の登板間隔を空ける
・30球以上は中1日以上の登板間隔を空ける
・2日連続で投球した場合は球数に関わらず、登板間隔を中1日空ける
 

出場資格

各代表チームの選手は下記のいずれかに該当すること。

・当該国の国籍を所持
・当該国の永住資格を所持
・当該国で出生
・親のどちらかが当該国の国籍を所持
・親のどちらかが当該国で出生
・当該国の国籍または、パスポートの取得資格がある
・過去のWBCで当該国の最終ロースターに登録された

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野球「国際化」の現在地

  コロナ禍を経て6年ぶりとなった今大会。米大リーグ機構(MLB)とMLB選手会でつくる運営団体のトップである、ジム・スモール氏は、

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