【ブックレビュー】「異端の時代: 正統のかたちを求めて」森本あんり、岩波新書、2018年

コンテンツレビュー
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Sammis ReachersによるPixabayからの画像

 いつの時代も異端は存在し、伝統や正統に反発する。キリスト教史として魅力。

 ただ、もう少し、こんにちのポピュリズムやナショナリズムの台頭について触れて欲しかった。

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異端の時代――正統のかたちを求めて (岩波新書)
世界に蔓延するポピュリズム。はたしてそれは民主主義の異端なのか? 古代中世の神学史、丸山眞男らの議論を手がかりに、宗教・政治・文化に通底する「異端発生のメカニズム」を解き明かし、混迷する時代の深層に迫る。著者が十年来抱えたテーマがここに結実...
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