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ここ10年に観た邦画で最高の映画。
ここ最近の女性の人権うんぬん以前に最高の作品なのだが、もちろんジェンダー問題に光を当てつつ、原作にも無かった記述も交え、誰もが抱える過去のトラウマとメディア批判まで加えるという豪快な演出もまじ合わせたのは、さすが、堤幸彦監督と言うべきか。
それと驚くほどに役がハマっている窪塚洋介と、些細ながらも、あまり日本映画に見られない新鮮な演出も効果的。
ただ、物語の核心となるべきシーンが、うまく映画内で演出されていなかったことが残念。