小栗旬と松山ケンイチはじめ、杏と配役が抜群。小栗旬はこのころから、「鎌倉殿の13人」のような、”善人でも悪人でもない”人相を見せる。

Design a New Society
小栗旬と松山ケンイチはじめ、杏と配役が抜群。小栗旬はこのころから、「鎌倉殿の13人」のような、”善人でも悪人でもない”人相を見せる。
いよいよというべきか、「相棒」らしさが発揮し始めた。
本来なら、かなりシリアスな展開になるべきところを、なぜか”軽いタッチ”で描いている事に違和感を覚える。
騒がれるほど、それほど面白くない。日本、韓国、どちらも、よくありそうな。
StockSnapによるPixabayか
「日本の根幹は経済」と経済優先で進んできた日本がこのざまだ。
“過去と現在が交差する”ストーリーは、同じTBSでは、「リバース」(2017年)に見た光景。吉高由里子が”善人か悪人か分からない”のも、「危険なビーナス」の二番煎じ。
幻の”ブルーピカソ”をめぐるミステリー。オークションが関わってく事件も絵画が関わってくる事件も、相棒過去作にはあった。
反町隆史体制6年目に突入。それでもなかなか見飽きないのが、杉下と冠城の相性の良さと、反町のうまさ。
落語に関する事件は、昨年のseason19にもあったが、このような伝統芸能に関わる事件も絡めて来るのが「相棒」ならでは。