衆院選

10月27日に行われた第50回衆議院議員総選挙において、国民民主党は大きな躍進を果たし、議席数が7から28に増加。この増加は、党の「手取りを増やす」という政策が有権者に評価された結果という。

10月27日に行われた衆議院選挙では、自民党と公明党の与党が合計215議席を獲得し、過半数の233議席を下回る結果となった。15年ぶりとなる大敗であり、いわゆる「自民1強」体制の崩壊を示す。

公明党は、次期衆院選の東京推薦見送りに踏み切った形だ。自公の選挙協力がここまで悪化するのは極めて異例で、連立政権の運営に支障が起きる可能性も。

10月31日投開票の衆議院選挙では、自民党が公示前よりも議席を減らしながらも、絶対安定多数の261議席を確保した。さらに、日本維新の会も大きく議席を増やす。維新は、大阪府内の19選挙区のうち15選挙区で候補者を擁立、全員が当選を果たしただけでなく、兵庫6区でも公認の市村浩一郎氏が僅差であったが勝利し、大阪以外の小選挙区で初めての議席を獲得した。

今回の衆院選で話題に上ったのが、「投票所でもスマートフォンの閲覧を注意された」との声。

10月31日投開票の衆院選の結果を受け、「野党共闘」の見直しの動きが強まっている。

衆院比例選で、「民主党」と書かれた投票が、岐阜県内で7万2395票あったことが分かった。

第49回衆議院総選挙の投開票が終了し、小選挙区（定数289）と比例代表（定数176）の計465議席の当選者が確定した。自民党は追加公認2人を含む公示前から15議席を減らしたものの、単独で過半数（233議席）を獲得し、17の常任委員会で委員長ポストを独占し、委員数でも野党を上回る「絶対安定多数」に達した。その他、与党系無所属を含めた与党の議席は294議席である。日本維新の会は公示前から4倍以上議席を増やし、衆院第3党に躍進、与党に維新を加えた3党では計335議席を獲得し、改憲発議に必要な3分の2を上回った。立憲民主党は公示前から14議席減らした。

今回の衆院選比例代表の投票結果に基づき、来年夏の参院選の獲得議席を時事通信が予想したところ、1人区32のうち、自民・公明の与党が30勝2敗をする計算になることがわかった。

衆院選に立候補する候補者の性別を、47のすべての都道府県の選挙管理委員会が、公報に性別を載せないことがわかった。