【ブックレビュー】『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」』 光文社新書、2017年、山口周

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TeresaによるPixabayからの画像

 経営とアート、論理と直感という対立的な要素の複合について考察。意思決定が複雑化し、差別化が困難な現代において、「論理」だけでは通用しない世界があるという指摘には説得力がある。

 だが「世界のエリートがアートに注目している」と繰り返し述べながら、その「美意識」の真意が具体性にかける。 たとえばアートと経営を結びつけるなら、なぜ「ユーザーインターフェース」や「サービスデザイン」など、現代の実務に密接した視点が掘り下げられないのか、疑問が残る。

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