【ブックレビュー】「エリザベス女王: 史上最長・最強のイギリス君主」君塚直隆、中公新書、2020年

コンテンツレビュー
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OpenClipart-VectorsによるPixabayからの画像

 エリザベス2世の人生を「公」と「私」の両面から描く。君主として戦後英国の混乱期からグローバル化の時代まで70年以上にわたり国家の象徴であり続けた姿を。もう一方では、家族や個人的な葛藤にも焦点を当てる。

 一方、女王の時代が終わり、チャールズ3世の時代に入った今、君主制の未来を考える上で本書が与える示唆は大きい。

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エリザベス女王 史上最長・最強のイギリス君主 (中公新書)
1952年に25歳で英国の王位に即いたエリザベス女王。カナダ、オーストラリアなど16ヵ国の元首でもある。W・チャーチルら十数人の首相が仕え「政治的な経験を長く保てる唯一の政治家」と評される彼女は、決して〝お飾り〟ではない。70年近い在位の中...
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