NHK受信料制度の起源にさかのぼり、その背後にある法的・歴史的な背景を考察。特に戦後の放送メディアの発展と規制のあり方が、NHKの独自性を形作ったことが丁寧に論じられいる。
また、受信料制度が抱える問題点や矛盾にも鋭く切り込み、さらに、海外の公共放送と比較することで、日本の制度の特異性や課題を浮き彫りにしている。
一方で、本書が提示する解決策については、具体性にやや欠ける部分があり、やや陰謀論の気味が掛かっていることは否めない。
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NHK受信料の研究 (新潮新書)
「NHKの公共性、客観性を保つために受信料は必要だ」――日本人の多くはこんなプロパガンダを信じ込まされている。しかし、世界を見れば広告収入で運営されている公共放送は数多い。実は、戦後の受信料とは、GHQの意向に反して、吉田茂総理と通信官僚ら...

