【本日のニュース 2025/03/06/木】韓国で軍事訓練中に誤爆 住宅や教会が損壊、29人負傷

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AnthonyによるPixabayからの画像

3月6日午前10時ごろ、韓国北部・京畿道抱川市で実施されていた米韓合同軍事訓練中に、空軍の戦闘機2機が民間地域へ誤って爆弾を投下する事故が発生した。この誤爆により、住宅や教会が損壊し、民間人15人、軍人14人の計29人が重軽傷を負った。
  • 韓国・京畿道抱川市で3月6日、米韓合同軍事訓練中に戦闘機2機が民間地域へ誤爆し、住宅や教会が損壊、29人が重軽傷を負う事故が発生。
  • 訓練区域外に計8発の爆弾が投下され、地元住民の家屋や車両にも甚大な被害が発生し、安全管理の問題が浮上。
  • 専門家は機器の故障や操作ミスの可能性を指摘し、訓練場周辺の安全管理の不備も事故の一因とみられる。

 韓国北部の京畿道抱川市で3月6日午前10時ごろ、米韓合同軍事訓練中に空軍の戦闘機2機が民間地域へ誤って爆弾を投下する事故が発生した。この誤爆により、住宅や教会が損壊し、住民や軍関係者を含む29人が重軽傷を負った。

 住宅や車両にも甚大な被害が発生し、地元住民に大きな衝撃を与えた。この事故は、軍事訓練の安全管理体制に対する深刻な疑問を投げかけている。

 戦闘機2機は訓練場から飛び立った後、それぞれ4発の爆弾を訓練区域外に誤って投下し、複数の住宅や教会が損傷した。地元住民の証言によれば、爆発の衝撃で窓ガラスが粉々になり、家屋が半壊するなどの被害が確認されている。重軽傷者の内訳は民間人15人、軍人14人だった1

 事故の原因には複数の要因が考えられる。専門家によると、誤爆は通常、機器の故障や操作ミスによって引き起こされることが多い。今回の事故でも、戦闘機の爆弾投下システムや訓練計画に技術的欠陥があった可能性が指摘されている。

 また、訓練場周辺の安全管理体制にも問題があったことが明らかになった。住宅地が近接する地域で爆弾投下訓練を実施する場合、安全距離の確保や住民への事前通知が不可欠だが、これらが不十分だった可能性が高い2。今回の事故は、軍事訓練の安全性と地域社会への配慮の欠如を浮き彫りにした。

韓国ソウル近郊で発生した戦闘機2機による誤爆事故の概要

  • 発生日時:2025年3月6日午前10時4分頃
  • 場所:京畿道抱川市二東面蘆谷里付近
  • 事故の内容:米韓合同軍事訓練中、韓国空軍のKF16戦闘機2機が訓練場区域外に爆弾を誤投下
  • 被害状況:
    • 負傷者:29人(民間人15人、軍人14人)の重軽傷
    • 建物被害:住宅5棟、倉庫1棟、聖堂1棟、ビニールハウス1棟が損傷
    • 車両被害:貨物車両1台が被害
  • 原因:操縦士の座標入力ミスと不十分な指揮監督
  • 使用された爆弾:MK82一般爆弾(各機4発、計8発)
  • 事故後の対応:
    • 韓国軍は全ての実弾射撃訓練を中止
    • 韓国国防部が対策本部を設置

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  1. 戦闘機2機なぜ同時に誤爆? 韓国ソウル近郊 重軽傷29人に[2025/03/07 18:21]. (2025). Retrieved 11 March 2025, from https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000409614.html
  2. 戦闘機2機なぜ同時に誤爆? 韓国ソウル近郊 重軽傷29人に[2025/03/07 18:21]. (2025). Retrieved 11 March 2025, from https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000409614.html
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