【本日のニュース】2025年10月15日(水) 米俳優ダイアン・キートン死去 『アニー・ホール』主演、肺炎のため79歳で

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Ben KerckxによるPixabayからの画像

要約

米国の名優でファッションアイコンのダイアン・キートンさんが肺炎で逝去した。20代からがんや摂食障害と闘い、2025年3月には自宅を売却するなど、人生の最期を見据えた決断をしていた。1970年代からハリウッドで活躍し、『アニー・ホール』での自然体の演技や独自のファッションは女性像を刷新。ボウラーハットやメンズライクなスーツなどで個性を確立し、女性の自立や自己表現の象徴として多くの人に影響を与えた。華やかなキャリアの裏で長い闘病生活があり、生涯独身を貫き静かな引退生活を選ぶなど、「自分らしく生きる」姿勢を体現していた。

記事のポイント

  • ダイアン・キートンが肺炎で逝去し、長年の闘病や自宅売却など、最期を見据えた動きもあった。
  • 1970年代からハリウッドで活躍し、『アニー・ホール』の演技や独自のファッションで女性像を刷新、社会的にも影響を与えた。
  • 若い頃からの病と闘いながらも「自分らしく生きる」姿勢を貫き、終生独身で静かな引退生活を選んだという見方も。

Summary

American actress and fashion icon Diane Keaton has passed away from pneumonia. Throughout her 20s, she battled cancer and eating disorders, and in March 2025, she made the decision to sell her residence – reflecting her preparations for life’s final stages. A prominent figure in Hollywood since the 1970s, she revolutionized female portrayals with her naturalistic acting in “Annie Hall” and her distinctive fashion sense. Known for her signature style including bowler hats and masculine suits, she became a symbol of female independence and self-expression, inspiring countless people. Behind her glamorous career lay a long period of illness, and she remained unmarried throughout her life, choosing a quiet retirement – embodying the principle of “living authentically.”


 米国の名優でありファッションアイコンとして知られたダイアン・キートンさんが、肺炎のため逝去した1。近年は健康状態の急激な悪化が伝えられていた。また20代からがんや摂食障害と闘い続けた彼女は、2025年3月に長年暮らした自宅を売却していた。その決断には、人生の最期を見据えた静かな覚悟が感じられる。しかしハリウッドの黄金期を象徴する存在の死に、世界中のファンが悲しんでいる。

主な代表作(1970年代〜1990年代)

  • 『ゴッドファーザー』(1972)/『ゴッドファーザー PART II』(1974)/『ゴッドファーザー PART III』(1990)
    フランシス・フォード・コッポラ監督による名作マフィア三部作で、マイケル・コルレオーネの妻ケイ・アダムス=コルレオーネを演じた。
  • 『ボギー!俺も男だ』(1972)
    ウディ・アレン脚本のコメディで、キートンの初期代表作。
  • 『スリーパー』(1973)/『ウディ・アレンの愛と死』(1975)/『アニー・ホール』(1977)/『インテリア』(1978)/『マンハッタン』(1979)/『ラジオ・デイズ』(1987)
    ウディ・アレンとの一連のコラボレーションで独自の魅力を発揮。特に『アニー・ホール』ではアカデミー主演女優賞を受賞した。
  • 『ミスター・グッドバーを探して』(1977)/『レッズ』(1981)/『赤ちゃんはトップレディがお好き』(1987)/『花嫁のパパ』(1991)
    社会派ドラマからロマンティック・コメディまで幅広く出演。

2000年代以降の主な出演作

  • 『恋愛適齢期』(2003)
    ジャック・ニコルソンと共演。離婚・再恋をテーマにした大人のロマンスでアカデミー賞にノミネート。
  • 『恋とニュースのつくり方』(2011)/『グリフィン家のウエディングノート』(2013)/『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』(2016)
    ヒューマンコメディや家族ドラマへの出演が続く。
  • 『クーパー家の晩餐会』(2016)/『チア・アップ!』(2020)/『また、あなたとブッククラブで』(2020)
    熟年世代を描く作品の中で、ユーモアと包容力を兼ねた役柄を多く演じた。

近年の出演作(2020年代〜2025年)

  • 『アバウト・ライフ 幸せの選択肢』(2024)
    リチャード・ギアやスーザン・サランドンと共演したロマンティック・コメディ。
  • 『アーサーズ・ウイスキー』(2025)
    亡き夫が残したウイスキーで若返る妻たちを描くコメディ。ボーイ・ジョージが本人役で出演しており、キートンが主演を務めた。

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映画『アニー・ホール』の成功以来、常にファッションリーダーであり続ける女優ダイアン・キートンが、共演男優たちとの恋、過食症の過去、家族への思いまで、その生き方を飾らずに綴った自伝。
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