【ブックレビュー】『永続敗戦論――戦後日本の核心』白井聡、2016年、講談社+α文庫

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Pete LinforthによるPixabayからの画像

 「敗戦の否認」と「対米従属」の二重構造を「永続敗戦レジーム」として定義し、日本が1945年の敗戦以降、実質的に敗戦状態を継続していると主張する。

 この日本社会の構造は、政官財学、メディアを中心に執拗に維持されている国家総動員体制であり、要は日本はいざとなったらいつでも戦争ができる国だ。

 日本の社会はもはや「変わらない」「変えてはいけない」という社会であり、だからこそ、永遠の経済不況が起きてもびくともしないのだ。

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