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うまい文章を書く前に、まずは日本語の文章の構造を理解する必要がある。
まずは、「文」と「文章」の違いから。
「文」とは、句点(。)から句点までのまとまった意味を示す、ひとつづきの言葉。「文章」とは、文を連ねて、まとまった意味を持たした内容ももの。
日本語は
「私は書いた」
のように、主語と述語さえあれば、文が成立する。しかし、それでは不十分。そのため、文に「修飾語」や「接続語」をつけることで、より多くの意味を付随させる。
「私は家族と、昨日の学校でのことについて、話した」
このような短い文が、複数連なることで、最終的に文章が完成する。そのため、よい文章を書くためには、まずはよい文をつくることから始めよう。
次に「文章」の構造について。
文章は、
文章 段落 文 文節 単語
の5段階により構成。
文章は「段落」が組み合わさったもの。段落は、文が組み合わさったものだ。さらに、「文」は、「文節」に分解することができ、「文節」は「単語」に分解できる。
すなわち、
文章>段落>文>文節>単語
というようなイメージ。
よりよい文章を書くためには、まずはとにかく多くの文章を読むのが近道。その過程で、”読みにくい文章”に当たることもある。そういうようなときは、文を文節ごとに分けよう。
「私は/家族と/昨日の/学校での/ことについて/話した」
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日本語の文法
文法とは、文を書くうえでの決まりやルールのこと。日本語の場合、英語のように体系的に理解しなくても意味が伝わりやすいが、しかし、よい文章を書くためには、理解しておいたほうがよい。