モリの「文章力講座」 ~2~ より良い文章を書くためのコツ 語彙力のつかみ方

Education
スポンサーリンク

lisa runnelsによるPixabayからの画像

 うまい文章を書く前に、まずは日本語の文章の構造を理解する必要がある。

 まずは、「文」と「文章」の違いから。

 「文」とは、句点(。)から句点までのまとまった意味を示す、ひとつづきの言葉。「文章」とは、文を連ねて、まとまった意味を持たした内容ももの。

 日本語は

「私は書いた」

のように、主語と述語さえあれば、文が成立する。しかし、それでは不十分。そのため、文に「修飾語」や「接続語」をつけることで、より多くの意味を付随させる。

「私は家族と、昨日の学校でのことについて、話した」

 このような短い文が、複数連なることで、最終的に文章が完成する。そのため、よい文章を書くためには、まずはよい文をつくることから始めよう。

 次に「文章」の構造について。

 文章は、

文章 段落 文 文節 単語

の5段階により構成。

 文章は「段落」が組み合わさったもの。段落は、文が組み合わさったものだ。さらに、「文」は、「文節」に分解することができ、「文節」は「単語」に分解できる。

 すなわち、

文章>段落>文>文節>単語

というようなイメージ。

 よりよい文章を書くためには、まずはとにかく多くの文章を読むのが近道。その過程で、”読みにくい文章”に当たることもある。そういうようなときは、文を文節ごとに分けよう。

「私は/家族と/昨日の/学校での/ことについて/話した」

関連記事→

モリの「文章力講座」 ~1~ なぜあなたは文章が書けないのか 良い文章の書き方 まずは”型”をマスターしよう

スポンサーリンク

日本語の文法


 文法とは、文を書くうえでの決まりやルールのこと。日本語の場合、英語のように体系的に理解しなくても意味が伝わりやすいが、しかし、よい文章を書くためには、理解しておいたほうがよい。

Translate »
PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました