Mohamed HassanによるPixabayからの画像
来年開催予定の大阪・関西万博をめぐるごたごたが収まらない。
パビリオンに個別の空調を設置する例外を認めることは、「省エネ」を掲げる万博の理念に反するとの指摘に対し、自見はなこ万博担当相は、
「カーボンニュートラルの目標は達成できる」
と反論した。
万博の空調は、「地域冷房システム」で一括管理することで省エネを目指している。
ガスや空気で冷水を製造し、地下の導管でパビリオンに送る計画であったが、複数の参加国からは電気式の個別空調を利用したいという要請があったとのこと。
万博をめぐってはシンボルとなる“大屋根リング”をめぐって建設業界のトップが懸念を示した。
会場の周囲にリングが完成すると、建設用車両が出入りできる経路が狭まり、内側のパビリオン建設に遅れが生じる可能性があるという。
会場建設費は当初想定の2倍近くに増加。海外が独自出展するパビリオンはおよそ6カ国が建設予定であるが、着工済みは5カ国にとどまる。
しかしながら、万博は絶対開かれると断言してよい。なぜなら、日本のマスコミも”ひそかに”協力”しているからだ。
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そもそも今回の万博では、何が注目されるのか。最初は「空飛ぶクルマ」が注目された。