【有料記事】新紙幣導入 ネパールからの原料で作られる日本の紙幣 偽造防止機能強化 デジタル通貨の議論も進む

アジア
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Aya_LuによるPixabayからの画像

 7月3日から、日本で新しい紙幣が発行される。これは20年ぶりの紙幣デザイン変更となる。
 
 新紙幣に描かれる人物は、1万円札:が渋沢栄一(実業家、「日本資本主義の父」と呼ばれる)、5千円札が 津田梅子(女子教育の先駆者)、千円札が北里柴三郎(細菌学者)だ。
 
 新紙幣は世界初の3D肖像ホログラムを採用し、傾けると肖像が回転して見えたり、拡大された数字で額面が識別しやすくなった。また触知可能なマークで視覚障害者も識別しやすくなったという特徴を持つ。
 
 高度なセキュリティ対策も施され、凹版印刷、高精細透かし、透かし棒、潜像、パールインキ、マイクロ文字、蛍光インキなど、多数の偽造防止技術が採用された。
 
 新紙幣は7月3日から日本銀行から金融機関に払い出され、順次ATMや窓口で利用可能になる。現行の紙幣も引き続き法定通貨として使用可能。
 
 新紙幣の導入に伴い、ATMや自動販売機などの更新が進められているが、一部の設備では対応が遅れている可能性がある。

 一方、キャッシュレス化が進む中でも、現金は誰でもいつでもどこでも使える信頼性の高い支払手段として重要な役割を果たし続ける。

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日本の紙幣と硬貨の歴史 (EIWA MOOK)
祝・20年ぶりの新紙幣発行!本誌は新紙幣の人物像・偽造防止技術をはじめ、これまでの日本のお金の歴史を学べる一冊です! 2024年7月には20年ぶりとなる新紙幣が発行されます。 本誌はそれに合わせて日本のお金の歴史を時系列に沿ってまとめたもの...
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ネパールからの原料で作られる日本の紙幣

  新紙幣は、ネパールのヒマラヤ山脈で育つミツマタという植物から作られる特別な紙を使用。ミツマタは日本国内での栽培が減少したため、ネパールからの輸入が重要な供給源となっている。

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