【有料記事】青森ねぶた祭で青森青年会議所が暴力行為 「青年会議所」とは?  「企業の2代目3代目が構成員で、ボンボンの道楽」 不祥事多数

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Clker-Free-Vector-ImagesによるPixabayからの画像

 今月2〜7日に青森市で開かれていた「青森ねぶた祭」において、ねぶたの運行団体のひとつである「青森青年会議所」の男性会員らが、引き手をたたく暴力行為を行っていたことが発覚。

 会議所によると、祭りの期間中の6日、引き手に進行方向などの指示を出す担当だった会員とボランティアの男性計2人が、

「気合いを入れ直すため」

などとして、引き手をうちわや平手で叩いていた。沿道からこれらの行為を撮影したとみられる動画がSNSに投稿され、拡散、批判の声が出ていた。

  会議所は、19日まで来年の祭りへ参加を自粛すると発表。暴力を振るった30代の男性会員の除名も決めた。

 日本青年会議所(JC)は、1951年にアメリカの青年会議所をモチーフに設立。「よりよい社会作り」を目指し、ボランティアや行政機関などの社会的課題に取り組む。

 会員になれるのは20〜40歳の青年で、40歳になると退会しなければならない。

 2018年1月時点の会員数は約3万6000人で、会員の平均年齢は35歳だ1。他方、青年会議所へは、

 「企業の2代目3代目が構成員で、ボンボンの道楽」

2 

というイメージがあることも事実。JCによると、会員の37%が会社の代表を務めているほか、39%が取締役、11%が管理職を務めている。

 また世間のイメージどおり、創業者や事業継承者の割合も高く、11%が創業者、36%が2代目、33%が3代目以上となっている。

 このほか、弁護士や税理士などの士業、地方自治体の職員や会社員なども会員として活動している3

 一方で、政治の世界では麻生太郎氏や細野豪志氏、小泉純一郎氏、経済界では森ビルの森稔前社長やウシオ電機の牛尾治朗会長、芸術分野では歌舞伎役者の市川團蔵氏など、出身者の顔ぶれはそうそうたるもの。

 しかし、現在までにさまざまな不祥事を繰り返しており、まさに“不祥事製造組織“と断言してよい組織だ。

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青年会議所 不祥事一覧 女体盛事件、傷害致死事件も

1998年

旭川女体盛事件

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