1970年代から80年代のニューヨークを舞台に、20代のトランプが伝説の弁護士ロイ・コーンと出会い、その指導のもとで驚くべき変貌を遂げていく過程を描く。
トランプは、コーンから「攻撃、非を絶対に認めるな、勝利を主張し続けろ」という3つのルールを学び、トランプは徐々に我々がよく知る人物へと変化していく。
一方、その行動は戦後の日本の政治体制そのままだ。「攻撃、非を絶対に認めるな、勝利を主張し続けろ」という主張は、日本のネトウヨの思想とぴたりと一致する。 トランプよりも恐ろしい、日本という国の実情が怖い。
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トランプ自伝: 不動産王にビジネスを学ぶ (ちくま文庫 と 18-1)
ドナルド・トランプは、1980年代に「トランプ・タワー」「トランプ・プラザ」などの大規模開発を次々に手掛け、「アメリカの不動産王」として名を馳せた。一代で巨万の富を築いたその成功の裏には、大胆な発想と緻密な計算、そして粘り強い交渉力があった...