【本日のニュース 2025年4月25日(金)】MLBロッキーズ、2025年も苦戦継続 4勝21敗

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要約

コロラド・ロッキーズは2023年・2024年に2年連続で100敗を喫し、2025年も4勝21敗と低迷している。高地の本拠地による投手育成の難しさや経営陣の失策が原因、トレードのミスも重なった。 

記事のポイント

  • ロッキーズは2023・2024年に100敗を記録し、2025年も4勝21敗と低迷が続いている。
  • 高地の本拠地が投手育成を難しくし、球場環境が成績に悪影響を与えている。
  • トレードのミスも再建を阻んでいる。

 MLBコロラド・ロッキーズが深刻な低迷に陥っている。

 2024年シーズンは61勝101敗で3年連続のナ・リーグ西地区最下位となり、2025年も戦力補強がないまま、4月26日時点で4勝21敗と不振が続く。このような低迷は一時的な現象ではなく、球団の構造的な問題に起因しており、MLB全体の競争力にも影響を及ぼしかねない。

 球団創設33年目を迎えたロッキーズは、2023年(59勝103敗)、2024年(61勝101敗)と球団史上最悪の成績を記録し、2年連続で100敗を喫した。ロッキーズの不振は、本拠地の標高5,280フィート(約1,609メートル)という特殊な環境による投手育成の困難さに加え、フロントの戦略的失策が重なった結果である。

 高地では空気抵抗が減少し、ボールの飛距離が5〜10%増加する1。この環境下で投手は球威を保つのが難しく、さらに標高差による遠征時の調整も課題となる2

 経営陣の戦略的失敗も、チーム再建を妨げている。2018年以降、球団はノーラン・アレナドとの5年1億9900万ドル契約を解消し、セントルイス・カージナルスに5000万ドルを支払ってトレードを成立させたが、交換要員5人のうち3人はマイナーリーグに留まった。

コロラド・ロッキーズの過去5年間(2021年~2025年)の成績

  • 2021年:74勝87敗(勝率.460、ナ・リーグ西地区4位、プレーオフ進出ならず)
  • 2022年:68勝94敗(勝率.420、ナ・リーグ西地区5位、プレーオフ進出ならず)
  • 2023年:59勝103敗(勝率.364、ナ・リーグ西地区5位、プレーオフ進出ならず)
  • 2024年:61勝101敗(勝率.377、ナ・リーグ西地区5位、プレーオフ進出ならず)
  • 2025年:4勝21敗(4月25日時点、勝率.160、ナ・リーグ西地区最下位)

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  1. How the Colorado Rockies can win consistently at altitude. (2025). Retrieved 27 April 2025, from https://www.mlb.com/news/how-rockies-can-win-consistently-at-altitude 
  2. How the Colorado Rockies can win consistently at altitude. (2025). Retrieved 27 April 2025, from https://www.mlb.com/news/how-rockies-can-win-consistently-at-altitude 
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