【ブックレビュー】「アメリカの宗教右派」(中公新書ラクレ 291) 、2008年、飯山雅史

コンテンツレビュー
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Pedro Ivo Pereira Vieira PedinによるPixabayからの画像

 アメリカにおける宗教右派の誕生と展開をわかりやすく描く。清教徒による入植から始まり、モラル・マジョリティー、福音派、そしてブッシュ政権期における宗教と政治の癒着構造を明快に分析。 一方、2008年刊のため、オバマ政権以降の宗教ナショナリズム(トランプ支持層など)には未対応。

 本書はアメリカの文脈を扱っているが、現在においては日本における宗教右派(例:特定の新宗教体と政治勢力の連携)との比較的考察、憲法改正や家族観の維持といった保守主義が、宗教団体と政党(自民党)との関係も今後は視野に。

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アメリカの宗教右派 (中公新書ラクレ 291)
アメリカの宗教右派 (中公新書ラクレ 291)
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