【本日のニュース 2025年6月23日(月)】フジテレビ社員、オンラインカジノで1億円使用 常習賭博容疑で逮捕

テレビ
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StockSnapによるPixabayからの画像

要約

フジテレビの幹部プロデューサーが約1億円をオンラインカジノに使い、常習賭博の疑いで逮捕された。本人はギャンブル依存症を周囲に訴え、職場の誘いで始めたと供述。一部報道ではタレントなどからの借金も指摘されている。事件は、オンラインカジノの違法性に対する認識不足と、依存症への理解・対策の遅れという二つの問題を浮き彫りに。

記事のポイント

  • フジテレビ社員が約1億円をオンラインカジノに投じ常習賭博で逮捕される。
  • オンラインカジノは、国内ではコロナ禍や配信サイトにおける広告で利用が拡大。
  • ギャンブル依存症への理解と対策が日本では遅れており、自己責任として片付けられがちだ。

Summary

A Fuji Television executive producer was arrested on suspicion of habitual gambling after spending approximately 100 million yen on an online casino. He stated that he complained to those around him about his gambling addiction and that he started gambling at the invitation of his workplace. Some reports also pointed out that he had debts from celebrities and other sources. The incident highlights two problems: lack of awareness of the illegality of online casinos, and a delay in understanding and countermeasures against addiction.

Translated with DeepL.com (free version)

 フジテレビのバラエティ制作部企画担当部長でプロデューサーの男(44)が、約1億円をオンラインカジノに投じ、常習賭博の疑いで逮捕された。本人は自らを「ギャンブル依存症」と周囲に主張し、職場の先輩の誘いでオンラインカジノを始めたと供述。また、一部報道ではタレントなど周囲からの借金も重ねていたとも。

 国内でオンラインカジノは、コロナ禍による在宅時間の増加により広がった。また動画配信サービス(DAZNなど)では、「ベラジョン」や「ミスティーノ」などの無料版CMが放送され、それをきっかけに有料版へと誘導されるケースも多い。

 オンラインカジノ事件から浮かび上がる問題は主に二つ。第一に、オンラインカジノの違法性に対する社会的認識の乏しさである。日本の刑法では、国内からオンラインカジノにアクセスし賭博行為を行うこと自体が犯罪に該当するが、その違法性が十分に理解されていない現状がある。

 第二に、ギャンブル依存症に対する理解と対策の遅れが指摘される。依存症は世界保健機関(WHO)も認める精神疾患だが、日本社会では「本人の責任」として矮小化されがちだ。

事件の概要

  • フジテレビのバラエティ制作部企画担当部長(44)が、約1億円をオンラインカジノに投じ、常習賭博容疑で逮捕。
  • 「自分はギャンブル依存症」と供述し、5年前に職場の先輩の誘いで始めたと説明。
  • 社内調査には「2022年でやめた」と虚偽申告していた。
  • 『ぽかぽか』出演のアナウンサー(27)も、過去のオンラインカジノ利用で書類送検。
  • 2023年5~7月に約1250万円を入金し、400万円近くを失ったとされる。
  • アナウンサー「大丈夫と思っていた」「依存していた」と供述。企画担当部長(44)からオンラインカジノを教わったかは未確認。
  • 部長は「周囲にやっている人が多かった」と発言。社内に他の関与者がいる可能性も指摘。

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