モリの「文章力講座」 ~3~ 良い文章とはいわば数学のようなもの 思考法 マインドマップとアウトライン

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Gerd AltmannによるPixabayからの画像

 よい文章とは、いわば”数学”のようなものだ。「国語」と「数学」とは一見、似て非なるものかもしれない。しかし「論理的思考」というもので、共通するものがある。

 論理的思考は、「ロジカルシンキング」ともいい、複雑な物事を整理し、できるだけシンプルに考える思考法のこと。ロジカルとは、「論理的な」や「筋の通った」という意味。

 論理的思考では、物事を体系的に整理し、「矛盾」や「飛躍のない」筋道を立てることが、重要となってくる。

 そもそも日本人は、この「論理的思考」の能力がとてつもなく下手。義務教育段階において、「暗記教育」や「詰め込み教育」により、”自分の頭で考えることのできない”人間を育ててきたせいでもあろうが、百歩譲って、「思う」と「考える」の区別もできない。

 「思う」とは感情を伴う思考であり、「考える」は「知性」と伴う思考のこと。できるだけ、「考える」ことを心がけよう。

 「国語」と「数学」との類似点を分析した本として、結城浩 「数学文章作法 基礎編 」(ちくま学芸文庫)がある。この本では主に、

・形式の大切さについて
・語句の役割について
・文の役割について
・順序と階層について
・問いと答えのについて

について述べられている。

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マインドマップ

 思考法のひとつとして、「マインドマップ」というものがある。マインドマップとは、頭の中の考えや情報を書き出し、整理することにより、新しいアイデアにつなげる手法。

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